温暖化

【2023〜24】今年は暖冬?メリットデメリットや過去の気温は?

2023年11月7日、東京都で気温27.5度が観測され、100年ぶりに11月の最高気温を更新しました。

その他、日本各地で25度以上の夏日を記録。

今年の冬はいつくるんだろうと思った人も多いでしょう。

案の定、2023年から24年にかけて、暖冬の予想とのこと!!

今回は、2023〜24年は暖冬?気温の予想やその影響、メリット・デメリットに加え、過去の暖冬はどうだったのかもご紹介します。

2023年の冬は暖冬なの?その影響とは?

まずは、2023年の冬は暖冬なのか、これまでの気温と今後の気温の見込みをご紹介しましょう。

① これまでの気温と今後の見込み

皆さん実感があると思いますが、今年の日本の夏(6〜8月)は平均気温が例年より1.76度も上回り、統計開始から125年の間で最も高い気温が記録されました。

9月、10月と異例の暑さは続き、11月でさえも東京都を中心に夏日が3日間続く異常な事態となっています。

また、11月から来年1月までを対象とした気象庁の3ヶ月予報では、12月の北海道・東北を除いた全ての月、地域で「平年並みか高い」もしくは「高い」気温となる見込みと発表。

つまり、2023年〜24年の冬は全国的に暖冬であることを示唆しました。

② 暖冬になる理由は「エルニーニョ現象」と「温暖化」

では、一体どうして今年の冬は暖冬になるのでしょうか?

その大きな理由は、エルニーニョ現象です。

エルニーニョ現象とは、ペルー沖の海面水温が基準値よりも0.5度以上高い状況が1年ほど続く現象を言い、世界各地に干ばつなどを引き起こし、水不足などの深刻な被害をもたらします。

エルニーニョ現象が発生している際は、日本が、特に西日本が暖冬傾向になると言われています。

しかも、今年はこのエルニーニョ現象のさらに上をいく、スーパーエルニーニョになる可能性も指摘されています。

スーパーエルニーニョとは、海面水温が1.5〜2度高い状況のこと。

そのため、より一層、暖かい冬がやってくる可能性が高くなるのです。

また、温暖化などで、地球の大気全体の温度が高くなっていることも、全体的に気温が高まることに影響しています。

③ 日本海側は雪が少ないが突然の大雪にも注意

暖冬であれば、今年の冬は雪が少ないだろうと考える人も多いでしょう。

日本海側に関しては、雪が少ない予報が出ています。

しかし、太平洋側では日本列島の南岸を東へ進む「南岸低気圧」によって寒さが引き込まれ、その寒さが居座ることで突然の大雪となる可能性があります。

予想しにくい低気圧なので、こまめに天気予報を確認することがおすすめです。

暖冬のメリット・デメリットは?

ここまでの説明で、今年の冬は暖冬で、その理由などもわかってもらえたと思います。

夏の暑さは身体にこたえますが、冬の暖かさはちょっと有難いかも??

そう感じる人も多いでしょう。

では、ここからは暖冬のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

暖かくても良いことばかりではありませんよ!

① 暖冬によるメリットは何?

まずは、暖冬によるメリットをご紹介します。

1つ目は冬の光熱費が安く済むことです。

暖房は冷房以上に電気代がかかりますし、電気代高騰で家計が心配な方も少なくないはず。

しかし、暖冬だと暖房を使うシーンが減り、光熱費を抑えることができます!

2つ目のメリットは、野菜の値段が下がりやすくなることです。

暖冬だと、トマトや白菜、ホウレンソウなどの野菜の生育がよくなり、収穫量も増えます。

そのため、例年の2割程度、価格が安くなると言われているのです。

光熱費の節約、野菜の値下げと、私たち個人にとっては暖冬はかなりメリットが高いように思えますね。

② 暖冬によるデメリットは何?

しかし、暖冬は良いことばかりではなく、むしろデメリットのほうが深刻だと考えられています。

暖冬によるデメリット1つ目は、スキー観光業界の大打撃です。

冬が暖かいと雪が降りにくく、例え降ったとしてもすぐに溶けてしまいます。

つまり、スキーシーズンは短縮され、そこで働く人々の仕事を奪ってしまうのです。

スキーだけではありません。

暖冬で、暖房器具の売れ行きは落ち込み、鍋や冬物衣類などの冬向け商品も売れにくくなります。

つまり、暖冬は日本の景気にも悪影響を与えるということです。

また、環境面でのデメリットも考えられます。

通常は氷点下を下回るような冬に多くの昆虫が死滅します。

しかし、暖冬では昆虫が冬を生き延び、繁殖が早まり、量も増えてしまいます。

昆虫はよい昆虫ばかりではなく、人間にとっては害になる昆虫もたくさんいます。

農作物が害虫にやられれば、冬の間は野菜が安くなっても夏の野菜はどうなるかわかりません。

その他にも、雪が降らないことでの水不足、花の開花が早まることで受粉を担当する虫が来ず植物の育ちが悪くなるなど、いろんな可能性が考えられます。

メリットはとても単純なものが多かったですが、デメリットは経済から地球環境のことと複雑で幅広い点が多いことがわかりますね。

暖冬だからと言って、手放しで喜ぶことはできないでしょう。

過去の暖冬はいつ?気温は?

さて、そんな暖冬が今年に迫っているのですが、最後にこれまでの暖冬はどんな感じだったのか、気温なども合わせてご紹介していきたいと思います。

最近の暖冬だった年は、2006年〜07年、2015年〜16年、2018年〜19年、2019年〜20年です。

2006年から2015年は9年も間があるにも関わらず、それ以降は暖冬となる年の間隔が狭まっていることがわかります。

この中で特に暖かかった年は2019年〜2020年の冬です。

東・西日本の気温は統計開始後の122年間で最も高く、積雪量もかなり少ない状態でした。

そのため、スキー場の悲痛の声が報じられたり、暖かさ故に桜の開花が早まったり、混乱の多い年となりました。

ちなみに、この時の気温は平年に比べ、東日本でプラス2.2度、西日本でプラス2度だったと言われています。

まとめ

今回は、2023〜24年は暖冬?気温の予想やその影響、メリット・デメリットに加え、過去の暖冬はどうだったのかをご紹介しました。

今年の冬は暖冬で、日本各地で暖かくなると予想されています。

暖冬はエルニーニョ現象によってもたらされますが、スーパーエルニーニョの影響でさらに暖かくなる可能性が高いです。

光熱費が抑えられ、野菜が安くなるのは有難いメリットですが、それ以上に深刻な経済的・環境面でもデメリットが多いことがわかりました。

直近の暖冬である2020年には記録的気温となりましたが、今年もその記録を更新してしまわないか心配ですね。

こまめに天気予報をチェックしながら、今年の冬を乗り切っていきましょう。

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1.5℃ 目標とは何かわかりやすく解説!日本が取り組む内容は?

異常気象や度重なる自然災害で、地球温暖化が身近に感じられるようになりました。

環境問題について調べると、よく見かけるのが「1.5℃目標」という言葉。

日本もそれに向けて、ある取り組みを宣言しているって知っていますか?

今回は「1.5℃目標」とは何なのか、達成できないとどうなる?これまでの気温上昇、日本の取り組んでいる内容などをわかりやすくご紹介していきます。

「1.5℃目標」について知ることで、地球温暖化への理解を深めていきましょう!

1.5℃ 目標とは

では早速、1.5℃目標とは何なのか解説していきます。

1.5℃目標とは、産業革命前の気温と比較して、地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるという目標のことです。

多くの方が知っての通り、地球の気温は年々上昇しており、その影響で異常気象や自然災害、生態系の変化が起こっています。

気温上昇を食い止めることは、地球やそこに住む生物、私たち人間にとってとても重要です。

この1.5℃目標は、気候変動問題を世界規模で考える枠組み「パリ協定」で登場した言葉です。

1.5℃目標と似ている言葉で、2℃目標という言葉もあります。

2℃目標はパリ協定前の2010年「気候変動枠組条約第16 回締約国会議」で設定された目標です。

パリ協定でも当初は「気温上昇を2℃未満、できれば1.5℃未満に抑える」という幅がありました。

しかし、2021年の「気候変動枠組条約第26回締約国会議」で1.5℃に抑えるという、より大きな目標に変更され、今では1.5℃目標が世界目標となっています。

1.5℃ 目標が達成できないとどうなる?

ここで気になるのが、1.5℃目標が達成できなかった場合、どうなるのかという点です。

もし1.5℃目標が達成できず、平均気温が2℃上昇してしまったら、どうなるのでしょうか?

「気候変動に関する政府間パネル」によると、1.5℃上昇の場合と比較して、2100年までの世界平均海面が10cm上昇し、夏に北極海の海氷が消失する可能性が10倍高まります。

さらに、生息域を失う陸に生きる生物(昆虫、植物、脊椎動物)の割合が2割以上増えると言われています。

また、干ばつ被害により水不足を感じる人が50%増えることも予想されています。
(参考:https://www.env.go.jp/earth/ipcc/6th/ar6_sr1.5_overview_presentation.pdf

他にも、今世界中で問題になっている山火事が、気温上昇によりもっと酷くなると考えられています。

例えば、山火事による焼失面積は1.5℃上昇と比較して、2℃上昇の場合、26%も多くなります。

現時点で大きな問題となっている山火事が26%も増加してしまえば、より多くの動物、人間が被害に遭うことになるでしょう。

1.5℃と2℃は、0.5℃の違いで、私たちにとっては大きな温度差は感じられません。

しかし、地球全体にとってはここまで違う重大な問題なのです。

これまでの気温上昇は何度?

ここまでで、地球の平均気温を1.5℃に抑える重要性がわかってもらえたと思います。

では、産業革命から現在まで、平均気温は何度上昇してきているのでしょうか?

EUのコペルニクス気候変動サービスなど、複数の研究機関の調査によると、2022年までの8年間が記録上最も暖かく、産業革命前の気温より約1.2℃上昇していることがわかりました。

また、日本の平均気温を見ると、1898年〜2014年の間に約1.15℃も上昇しています。

特に、1990年以降、高温になる頻度が高まっており、このまま行くとさらなる上昇が予想されています。

つまり、1.5℃目標に迫っている状況にあるのです。

さらに、2023年の世界気象機関(WMO)の報告書によると、66%の確率で2027年までに平均気温の上昇が1.5℃を超えると予想されています。

そのため、世界中で地球温暖化を止める対策がより一層、早急に必要になっています。

日本は2050年までにカーボンニュートラルを目標

では、私たちが住む日本では、1.5℃目標のため、どんな対策が行われているのでしょうか?

それは、2050年までのカーボンニュートラル実現です。

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを言います。

やむを得なく排出してしまった分は「吸収」または「除去」し、最終的にはゼロとなるように調整を行います。

また、それだけでなく、2030年までに温室効果ガスの排出を46%削減する、カーボンハーフも目標としています。

この2050年までにカーボンニュートラルを実現するという目標は、日本だけではなく、アメリカ、EU、韓国、カナダ、メキシコ、ブラジル、オーストラリア、イギリスなど、数多くの国で掲げられています。

ただ、カーボンニュートラル実現は簡単なことではなく、国はもちろん、多くの企業の協力も必要になります。

カーボンニュートラル実現のための具体的な対策は、太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーの利用、燃焼してもCO2が発生しない水素エネルギーの製造と活用、温室効果ガスの除去量を増やすCCS・CCUSの技術成長などが挙げられます。

国や企業だけでなく、私たち一般家庭でもCO2を出さない努力が必要になりますね。

1人1人は小さな対策ですが、多くの人が行えば、大きな対策へと繋がります。

まずは、興味関心を持つことが大切です。

まとめ

今回は「1.5℃目標」とは何なのか、達成できないとどうなる?これまでの気温上昇、日本の取り組んでいる内容などをご紹介しました。

「1.5℃目標」とは、地球の平均気温の上昇を産業革命前から1.5℃に抑えるという目標のことです。

達成できないと、地球上の生物に大きな悪影響が及び、0.5℃の違いで数倍の被害をもたらすことがわかりました。

しかし、これまでですでに約1.2℃上昇しており、2027年までに1.5℃を超えると言われているため、世界規模での早急な対策が求められています。

そして、日本では2050年までにカーボンニュートラル実現の目標が立てられており、それに向けた対策が行われています。

国や企業だけでなく、個人の興味関心、小さな工夫も地球の未来を救うことに繋がります。

地球の未来を考えて、みんなでエコを始めましょう!!

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個人でできるSDGsの身近な例は?企業での取り組みも!

SDGsという言葉が登場して、数年が経ち、その重要性に気づく人も多くなりました。

しかし、興味はあるけど、どうやって取り組めばいいの?と感じている人もまだ多いのではないでしょうか?

今回は個人でできるSDGs身近な例と企業の身近な例をご紹介します。

SDGsとは?

そもそもSDGsとは何なのか、まずはSDGsに掲げられた17の目標(ゴール)を見てみましょう。

1.貧困をなくそう

2.飢餓をゼロに

3.すべての人に健康と福祉を

4.質の高い教育をみんなに

5.ジェンダー平等を実現しよう

6.安全な水とトイレを世界中に

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8.働きがいも経済成長も

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

10.人や国の不平等をなくそう

11.住み続けられるまちづくりを

12.つくる責任 つかう責任

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさも守ろう

16.平和と公正をすべての人に

17.パートナーシップで目標を達成しよう

(引用元:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

その他に、以上の目標に関連づいた、2030年までに達成すべき169のターゲットが存在します。

例えば、「1.貧困をなくそう」には「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。」などです。

SDGsは地球温暖化などの環境問題のイメージが強いですが、ターゲットの具体的な内容を見ると、貧困や格差、ジェンダー、平和など、現在問題視されている幅広い事柄に対応していることがわかります。

SDGsは「地球上の誰1人として取り残さない」を原則にしており、地球上に生きる1人1人に関連する内容になっています。

だからこそ、1人1人ができる範囲で取り組んでいかなくてはいけないのですね。

個人でできるSDGsの身近な例は?

さて、そんなSDGsの取り組み、個人ではどんなことができるのでしょうか?

ここからは個人でできるSDGsの身近な例についてご紹介しましょう。

【個人】SDGs身近な例1 節電・節水

まず1つ目は、節電と節水です。

具体的には、エアコンの温度調節、使用していない家電のコンセントを抜く、照明をLEDに変える、お風呂の残り湯を洗濯で使う、水の出しっぱなしはやめるなどです。

これらを行うことで、温室効果ガスの排出抑制に繋がります。

ちょっとしたことですが、それを1年、5年、10年と続ければ大きな効果となりますし、それを多くの人が行えば、その何倍もの効果となりますよ!

【個人】SDGs身近な例2 食べ物を残さない

2つ目は、食べ物を残さないことです。

具体的には、料理を作りすぎない、買いすぎない、賞味期限をチェックしておく、残ったらお弁当として持っていくなどです。

日本では飲食店やコンビニ、規格外野菜などのフードロスが問題になっている一方で、世界には飢餓に苦しむ人がたくさん存在します。

そんな人達を1人でも減らすために、過剰消費を避ける必要があるのです。

さらに、フードロスは生ごみの増加にも繋がってしまいます。

【個人】SDGs身近な例3 ごみを減らす

3つ目は、ごみを減らすことです。

具体的には、前述のようにフードロスを減らす、必要のないものは買わない、レンタルやリースを利用する、中古を買う・売るなどです。

これも温室効果ガス排出の抑制に繋がります。

また、ごみが海や川などに流れてしまった場合、水質汚染や生物の死に繋がりかねません。

最近では自然に変える植物由来の製品なども種類豊富に販売されているので、そういったものを使用するのもいいでしょう。

【個人】SDGs身近な例4 ノーマイカーデーを作る

4つ目は、ノーマイカーデーを作ることです。

具体的には、いつもは車通勤のところ電車通勤に変える、自転車通勤に変える、旅行へ行く時は電車やバス、飛行機などの公共交通機関を利用するなどです。

これもまた温室効果ガスの排出抑制効果があります。

また、車社会である地方の場合、公共交通機関を利用することで活性化に繋がり、地域の交通充実に貢献できるかもしれません。

【個人】SDGs身近な例5 災害対策をする

5つ目は、災害対策をすることです。

具体的には、家族分の水や食料の備蓄、ハザードマップや避難所の確認などです。

意外な例かもしれませんが、SDGsの「11.住み続けられるまちづくりを」に該当する取り組みであり、「地球上の誰1人として取り残さない」という原則にも一致します。

【個人】SDGs身近な例6 差別があれば声をあげる

6つ目は、差別があれば声を上げることです。

具体的には、性別差別や人種差別、いじめ、家庭内暴力、児童虐待などに声をあげるなどです。

近年SNSの発達によって、こういった差別行為が幅広く、さらに見えない場面も多くなってきました。

躊躇なく声をあげることが難しければ、サポートしてくれる団体や家族、友人に相談し、何らかのアクションを起こすことが大切です。

【個人】SDGs身近な例7 家事・育児を平等に

7つ目は、家事・育児を平等に行うことです。

具体的には、夫婦や家族間で家事を当番制にする、男女ともに同じくらい育児時間を設けるなどです。

これは「5.ジェンダー平等を実現しよう」に該当する例です。

男女ともに家庭内の事柄をこなすことができれば、女性のさらなる社会進出に繋がるでしょう。

以上、個人でできるSDGsの身近な例をご紹介しました。

個人でできることも結構多いことがわかっていただけたかと思います!

企業が行うSDGsの身近な例は?

では、企業が行うSDGsの身近な例はどんなものが考えられるでしょうか?

ここからは企業編をご紹介していきましょう。

【企業】SDGs身近な例1 ペーパーレス化

1つ目は、ペーパーレス化をすることです。

会社では資料や書類など、多くの紙を使用しますが、それらもいずれはごみとなってしまいます。

紙ごみを削減するために、資料や書類を電子化するペーパーレスに取り組むと良いでしょう。

電子化することで、紙のように嵩張らず、さらに共有が簡単になります。

SDGsへの貢献に加えて、効率的に仕事を進めることができるでしょう。

【企業】SDGs身近な例2 環境に配慮した備品を使う

2つ目は、環境に配慮した備品を使うことです。

会社には多くの従業員が出入りします。

消耗品となるボールペンや紙、付箋、のり、トイレットペーパーなどは年間で考えると、かなりの量を消費します。

だからこそ、備品は環境に配慮したエコ商品を使用すると良いでしょう。

例えば、廃材を使用して作られた筆記用具や芯のないトイレットペーパーなどがあげられます。

【企業】SDGs身近な例3 社員の働き方を見直す

3つ目は、社員の働き方を見直すことです。

これは「3.すべての人に健康と福祉を」と「5.ジェンダー平等を実現しよう」、「8.働きがいも経済成長も」に該当する例です。

具体的には、残業時間の見直しや休暇取得率の確認、女性が男性同様に役職につけているかなどです。

社内の働き方を見直すことで、会社の雰囲気や社員のやる気にも繋がります。

SDGsにも貢献でき、良いことずくめですね!

まとめ

今回は個人でできるSDGsの身近な例と企業ができるSDGsの身近な例をご紹介しました。

個人でも企業でも、少しの工夫でSDGsに貢献できることがわかりましたね。

まずは自分ができるところから始めてみましょう。

きっとその行動が、より良い未来に繋がることでしょう!

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これにもあれにもプラスチック?環境問題対策で何をしたらいい?

私たちの日常に当たり前のように存在するプラスチック

便利なものである一方で、環境問題プラスチックが悪影響を及ぼすと知られています。

今回は、これにもあれにもプラスチック?隠れプラスチックについて、さらに環境問題の対策として家庭でもできる事柄をご紹介していきます。

いろんなところで使われる「隠れプラスチック」は?

まずはじめに、いろんなところで使われる「隠れプラスチック」についてご紹介しましょう。

プラスチックの代表格と言えば、ペットボトルが思い浮かびます。

また、お風呂の流し台、トイレの便座、スマホケース、ビニール袋など、多くのプラスチックが日常に溢れています。

どれも何となくプラスチックであることが想像できる製品ばかりです。

しかし、じつは見た目ではプラスチックとはわかりにくい隠れプラスチックも身近に存在するのです!

例えば、化粧品や洗顔料の中身です。

そこには小さなプラスチックが含まれています。

この5ミリ以下の小さなプラスチックをマイクロプラスチックと呼びます。

マイクロプラスチックによる海洋生物への影響は、大変危惧されており、マイクロプラスチックを誤って食べたことで海洋生物が死亡するケースも報告されています。

マイクロプラスチックは特に、家庭の排水フィルターを通り抜けて海に流れやすく、さらに性質上、自然分解されることはないため、海洋汚染の原因の1つになっているのです。

人間界の隠れプラスチックが、家庭を飛び出して地球を汚す結果になっているのですね…

プラスチック問題への取り組みが増えた理由は?

前述した通り、プラスチックは地球汚染に強い影響を及ぼしています。

ここからはさらに詳しく、プラスチック問題への取り組みが増えた理由を3つご紹介しましょう。

① 海洋汚染

まず1つ目は、前述した海洋汚染です。

マイクロプラスチックだけでなく、大きなプラスチックごみも海洋汚染に影響を与えています。

その原因は、ポイ捨てなどで放置されたプラスチックごみが風や雨で流され、海にごみが流れ着いてしまうからです。

それを生物が食ベるなどして環境汚染になっています。

実際に、2016年に行われた世界経済フォーラムにて、このままでは海に漂うプラスチックごみが増え続け、2050年までに重量換算でプラスチックごみが魚の量を超すとの報告があがりました。

このような研究結果を受けて、さらに世界的にプラスチック問題への取り組みを強化する動きが出てきたのですね。

② 温室効果ガス排出

2つ目の理由は、プラスチックごみから出る温室効果ガスの排出です。

温室効果ガスは地球温暖化に悪影響を及ぼすということは多くの人に知られていますよね。

国際エネルギー機関によると、全世界で2021年にプラスチックごみから出た温室効果ガス(二酸化炭素)の量は363億トンで、過去最高を記録しました。

このまま増え続けると地球温暖化が進み、未来の地球がダメになってしまいかねません。

地球温暖化悪化の可能性を考えると、プラスチック問題に取り組まざるを得ませんね!

③ 資源の枯渇

そして、3つ目の理由は資源の枯渇です。

プラスチックは石油を使用して作られており、石油は量に限りがあります。

新しい資源が見つかるという可能性も大いにありますが、限りあるものなので、大切にしない訳にはいきません。

石油の使用量を減らすために、プラスチックを減らす、またはリサイクル、使い回すことなどの取り組みが大切になるのです。

家庭でもできるプラスチック環境問題対策は?

以上のプラスチック問題があがったため、世界各地でプラスチックを減らす取り組みが行われています。

大きな企業もこぞって取り組んでいますが、企業だけではやはりまだ不十分です。

私たち個人が家庭でプラスチック使用を減らす必要があります。

では最後に、今すぐ取り組める家庭でできるプラスチック環境問題対策をご紹介していきましょう!

① マイボトル・エコバック・エコラップなどの活用

まず1つ目は、マイボトル、エコバック、エコラップなど、繰り返し使えるアイテムの活用です。

これらの商品は日常的によく使うものですので、1年間、5年間、10年間、それ以上と考えると、かなり多くのプラスチックごみを削減できることがわかります。

繰り返し使えるお気に入りのアイテムを持っていると、気分もあがりますし、環境にも自分にも優しいので一石二鳥になりますね!

② リサイクルセンターへの持ち込み

2つ目は、プラスチックごみをリサイクルセンターへ持ち込むことです。

1つ目のように、プラスチックを使わない努力も必要ですが、生活必需品の多くはプラスチックを使用しているため、全く使わないのは大変難しいです。

なので、出てしまったプラスチックごみはリサイクルセンターへ持ち込んで、再利用してもらいましょう。

リサイクルされたプラスチックは、新しいプラスチック商品に生まれ変わったり、化学燃料に変換されたりします。

しかし、日本のプラスチックのリサイクル率は24.3%とまだ高くありません。(「一般社団法人プラスチック循環利用協会2020年プラスチック製品の精算・廃棄・再資源化・処理処分の状況」)

まずは、私たち1人1人が意識を高くして、プラスチックをリサイクルに回すことを心がけましょう。

③ 自然に還る商品の活用

そして、3つ目は自然に還る商品の活用です。

最近ではプラスチック問題を受けて、各企業が自然に還る商品を開発する動きが盛んになっています。

例えば、Pale Caseというスマホケースやアクセサリーを扱うカナダのブランドは、バイオプラスチックと亜麻わら材料でスマホカバーを製造し、販売しています。

このスマホケースは家庭用コンポストで分解することができるため、使い終わったらごみにならずに済みます。

また、当社のRICE STRAWもその1つです。

一般的にはプラスチックが使われるストローですが、RICE STRAWはお米とタピオカ粉、水というシンプルな原材料でできており、こちらも家庭用コンポストに入れると自然分解され、土に還ります。

こういった自然に還る商品はこれからもどんどん開発されていくと思われます。

1人1人が自ら積極的に情報を収集し、地球に優しい商品を使うことがプラスチック問題改善に繋がっていきます。

まとめ

今回は、これにもあれにもプラスチック?隠れプラスチックについて、さらに環境問題の対策として家庭でもできる事柄をご紹介しました。

プラスチックは身近にたくさん存在し、見た目ではわからない隠れプラスチックもたくさんあるとわかりました。

プラスチック問題の取り組みが行われた理由は、海洋汚染、温室効果ガス排出、資源の枯渇などがあるからです。

企業でも多くの取り組みが行われていますが、私たち個人でも「マイボトルなどの活用」「リサイクルセンターへの持ち込み」「自然に還る商品の活用」など、簡単な取り組みを始めてみましょう!

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おしゃれさん必見!サーキュラーファッションでトレンド先取り!

ファッション業界では、毎年大量の廃棄物が出ており、大きな問題になっています。

SDGsの考えが広がり、今では多くのアパレル企業が「サーキュラーファッション」と呼ばれるエコなシステムを導入しています。

今まさにトレンドなサーキュラーファッションですが、まだまだ一般的には浸透しておらず、知らない人も少なくないはず。

今回はおしゃれさん必見のサーキュラーファッションについてご紹介したいと思います!

地球のためにも、トレンドを取り入れるためにも、ぜひ挑戦してみてください!

サーキュラーファッションとは?

まずは、サーキュラーファッションについて簡単にご紹介しましょう。

サーキュラーファッションとは、サーキュラーエコノミーの考え方を反映したファッションをいいます。

サーキュラーエコノミーとは、従来の原料→生産→使用→廃棄の一方通行な経済とは違い、使用する前からリサイクルできない素材を使わないように配慮し、使用後には全てを再利用、廃棄物を出さない生産を前提としたシステムのことです。

循環型経済とも呼ばれ、廃棄物が多いと問題視されてきたファッション業界にも取り入れられています。

サーキュラーファッションの特徴として、材料を必要最低限にすること、耐久性の弱い・リサイクルできない素材は使わないこと、使用後は全てを再利用すること、などがあげられます。

今、日本全体では年間50万トンを超える衣服が廃棄されています(2020年データ)。

世界規模では、さらに多くの衣服が捨てられていると考えると、早急にサーキュラーファッションを生活に取り入れる必要があるとわかりますね。

企業のサーキュラーファッションの取り組みは?

では、サーキュラーファッションはどのようなところで取り入れられているのでしょうか?

ここからは、企業のサーキュラーファッションの取り組みをご紹介します。

1つ目は、ファストファッションで有名なH&Mです。

H&Mは、サーキュラーファッションの言葉を積極的に発信している企業の1つで、「Looop」という世界初のリサイクルシステムを誕生させました。

Looopは回収した古い衣服を分解し、繊維を生み出し、新しい衣服に作り変える、まさに循環型!!

使わなくなった衣服は廃棄するしかないという概念を覆しました。

2つ目は、メンズ、レディースともに高い人気を持つBEAMSです。

BEAMSは倉庫に眠った自社商品を1つ1つ手仕事でリメイク、個性的な1点ものを生み出し再販する「BEAMS COUTURE」というブランドを立ち上げました。

これは「アップサイクル」(廃棄予定のものに手を加えて、新たな価値を生み出すシステム)を導入して行われた、サーキュラーファッションです!

3つ目は、日本の伝統的な技術を使ってサーキュラーファッションを実現する、愛知県にある繊維のリサイクル会社です。

ウールセーターから再び繊維を作る「反毛」という技術を使って、素材を再利用しています。

大きな企業ではありませんが、環境に配慮したその技術が注目され、アメリカのアウトドアブランドから採用されているそうです。

日本の技術が、エコ視点で世界から認められる素晴らしい一例ですね!

今日から始めるサーキュラーファッション

企業の取り組みはどれもすごい技術で成り立っているのがわかりました。

しかし、私たち個人には難しい技術を取り入れたサーキュラーファッションはできません。。

ではどうしたらいいのでしょうか?

ここからは、個人が今日から始められるサーキュラーファッションをご紹介していきたいと思います!!

1つ目は、「使っていない衣服を再利用する」ことです。

クローゼットの奥にしまって全く使っていない衣服はありませんか?

新しい季節がくると、新しい服を買いたくなりますが、そこをグッと我慢して、使っていない衣服を引っ張り出してみましょう。

意外とまた着たいと感じる服が見つかるかもしれませんし、着なくなった服を繋ぎ合わせたり、リボンをつけたり、リメイクするだけで印象がガラッと変わります!

衣服のリメイクは専門の本が登場するほど、トレンドです。

本などを参考に、作り変えることで愛着が湧いて、さらにお気に入りになりそうですね。

また、自分が使わなくなっても、他の使ってくれる人に譲ったり、フリマアプリで販売したりしても良いかもしれません。

ゴミにならないような工夫を行いましょう!

2つ目は、「古着や再利用衣服を購入する」ことです。

前述したH&MやBEAMSなどの地球に配慮された衣服、またはヴィンテージもののアクセサリーなどは新しく作られたものではなく、再利用された地球環境に優しい商品です。

そんなファッションアイテムを使うことは、SDGsに貢献することにも繋がります!

どんどんサーキュラーファッションを取り入れて、地球に優しいおしゃれさんになりましょう!!

まとめ

今回はおしゃれさん必見のサーキュラーファッションについてご紹介しました。 

サーキュラーファッションとは、廃棄物を出さないサーキュラーエコノミーの考え方を反映したファッションのことを言います。

以前からファッション業界の大量廃棄は問題になっており、アパレル企業も多くの取り組みを行っています。

今では、サーキュラーファッションなどの地球環境に配慮された取り組みが、ファッション業界のトレンドであり、今後それが一般的になっていくこと間違いなしです。

私たち消費者も、企業だけに任せずに、セルフリメイクなどの工夫で廃棄物を増やさないよう、気をつけないといけませんね。

地球環境に配慮しながらファッションを楽しんでいきましょう!!

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「1.5℃目標」について知ることで、地球温暖化への理解を深めていきましょう!

1.5℃ 目標とは

1.5℃目標とは、産業革命前の気温と比較して、地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるという目標のことです。

では早速、1.5℃目標とは何なのか解説していきます。

多くの方が知っての通り、地球の気温は年々上昇しており、その影響で異常気象や自然災害、生態系の変化が起こっています。

気温上昇を食い止めることは、地球やそこに住む生物、私たち人間にとってとても重要です。

この1.5℃目標は、気候変動問題を世界規模で考える枠組み「パリ協定」で登場した言葉です。

1.5℃目標と似ている言葉で、2℃目標という言葉もあります。

2℃目標はパリ協定前の2010年「気候変動枠組条約第16 回締約国会議」で設定された目標です。

パリ協定でも当初は「気温上昇を2℃未満、できれば1.5℃未満に抑える」という幅がありました。

しかし、2021年の「気候変動枠組条約第26回締約国会議」で1.5℃に抑えるという、より大きな目標に変更され、今では1.5℃目標が世界目標となっています。

1.5℃ 目標が達成できないとどうなる?

ここで気になるのが、1.5℃目標が達成できなかった場合、どうなるのかという点です。

もし1.5℃目標が達成できず、平均気温が2℃上昇してしまったら、どうなるのでしょうか?

「気候変動に関する政府間パネル」によると、1.5℃上昇の場合と比較して、2100年までの世界平均海面が10cm上昇し、夏に北極海の海氷が消失する可能性が10倍高まります。

さらに、生息域を失う陸に生きる生物(昆虫、植物、脊椎動物)の割合が2割以上増えると言われています。

また、干ばつ被害により水不足を感じる人が50%増えることも予想されています。

環境省 2018年度 IPCC 「1.5℃特別報告書」の概要

引用:https://www.env.go.jp/earth/ipcc/6th/ar6_sr1.5_overview_presentation.pdf

他にも、今世界中で問題になっている山火事が、気温上昇によりもっと酷くなると考えられています。

例えば、山火事による焼失面積は1.5℃上昇と比較して、2℃上昇の場合、26%も多くなります。

現時点で大きな問題となっている山火事が26%も増加してしまえば、より多くの動物、人間が被害に遭うことになるでしょう。

1.5℃と2℃は、0.5℃の違いで、私たちにとっては大きな温度差は感じられません。

しかし、地球全体にとってはここまで違う重大な問題なのです。

これまでの気温上昇は何度?

ここまでで、地球の平均気温を1.5℃に抑える重要性がわかってもらえたと思います。

では、産業革命から現在まで、平均気温は何度上昇してきているのでしょうか?

EUのコペルニクス気候変動サービスなど、複数の研究機関の調査によると、2022年までの8年間が記録上最も暖かく、産業革命前の気温より約1.2℃上昇していることがわかりました。

また、日本の平均気温を見ると、1898年〜2014年の間に約1.15℃も上昇しています。

特に、1990年以降、高温になる頻度が高まっており、このまま行くとさらなる上昇が予想されています。

つまり、1.5℃目標に迫っている状況にあるのです。

さらに、2023年の世界気象機関(WMO)の報告書によると、66%の確率で2027年までに平均気温の上昇が1.5℃を超えると予想されています。

そのため、世界中で地球温暖化を止める対策がより一層、早急に必要になっています。

日本は2050年までにカーボンニュートラルを目標

では、私たちが住む日本では、1.5℃目標のため、どんな対策が行われているのでしょうか?

それは、2050年までのカーボンニュートラル実現です。

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを言います。

やむを得なく排出してしまった分は「吸収」または「除去」し、最終的にはゼロとなるように調整を行います。

また、それだけでなく、2030年までに温室効果ガスの排出を46%削減する、カーボンハーフも目標としています。

この2050年までにカーボンニュートラルを実現するという目標は、日本だけではなく、アメリカ、EU、韓国、カナダ、メキシコ、ブラジル、オーストラリア、イギリスなど、数多くの国で掲げられています。

ただ、カーボンニュートラル実現は簡単なことではなく、国はもちろん、多くの企業の協力も必要になります。

カーボンニュートラル実現のための具体的な対策は、太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーの利用、燃焼してもCO2が発生しない水素エネルギーの製造と活用、温室効果ガスの除去量を増やすCCS・CCUSの技術成長などが挙げられます。

国や企業だけでなく、私たち一般家庭でもCO2を出さない努力が必要になりますね。

1人1人は小さな対策ですが、多くの人が行えば、大きな対策へと繋がります。

まずは、興味関心を持つことが大切です。

まとめ

今回は「1.5℃目標」とは何なのか、達成できないとどうなる?これまでの気温上昇、日本の取り組んでいる内容などをご紹介しました。

「1.5℃目標」とは、地球の平均気温の上昇を産業革命前から1.5℃に抑えるという目標のことです。

達成できないと、地球上の生物に大きな悪影響が及び、0.5℃の違いで数倍の被害をもたらすことがわかりました。

しかし、これまでですでに約1.2℃上昇しており、2027年までに1.5℃を超えると言われているため、世界規模での早急な対策が求められています。

そして、日本では2050年までにカーボンニュートラル実現の目標が立てられており、それに向けた対策が行われています。

国や企業だけでなく、個人の興味関心、小さな工夫も地球の未来を救うことに繋がります。

個人でできるエコな工夫は、こちらの記事を参考にしてみてください!

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