サステナブル企業とは?サステナブル企業ランキングをご紹介

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SDGsが発足されてから、サステナブルやリサイクルなどさまざまな環境を配慮する言葉が使われています。

今回は、サステナブルな活動の中から、サステナブル企業に注目したいと思います。

今や、世界的なサステナブル企業のランキングが発表されるほど浸透しています。

しかし、日本はまだ世界ランキングの上位に入ることができていません。

一体、サステナブル企業とは何を指すのか。また、日本の現状を見ていきましょう!

サステナブル企業とは

サステナブル企業とは、サステナブルな社会実現のための取り組みをしている企業のことです。

環境に優しい商品の提供や、ジェンダーにとらわれない働き方の制度や、環境活動に企業として取り組んでいる企業が挙げられます。

そのほかにも下記のようなサステナブル企業の取り組みがあります。

・サステナブルデザイン

サステナブルデザインとはサステナブルを実現することに貢献するデザイン全般を指します。

環境に優しい素材を使った商品の開発や、性分解性のある素材を用いることなどが挙げられます。

・サステナブル建築

サステナブル建築はサステナブルデザインの一つとも言えます。

二酸化炭素の排出を抑制する設計や、生物への配慮が施されており、安全性に優れており住みやすい住宅などが具体的な例です。

・サステナブルツーリズム

観光地や現地の文化を尊重しながら、観光業を発展させるという考えです。

観光地化することで、商業施設の建設が進み自然が破壊され、環境汚染がありました。

そのような環境汚染を防ぎながら発展を試みるという活動がサステナブルツーリズムです。

サステナブルとは

サステナブルとは英語で、「持続可能な」「維持できる」という意味です。

意味の通り、サステナブルとは地球環境を守ることだけではなく、世界の人々が平等に自由に暮らし続けられることを指します。

そのために求められていることは、地球の環境を守り、資源の不要な消費を減らし、未来の世代も平和に暮らせる環境を作ることが必要です。

SDGsとサステナブルの関係性

サステナブルを考える時に、外せないのがSDGsです。

今や、サステナブルとSDGsは深い関係にあり、SDGsとはサステナブルを実現するための方法を具体的に定めたものです。

SDGsをきっかけにサステナブルな取り組みは、日本だけでなく世界的に取り組まれています。

2015年に国連でSDGsが採択されて以来、世界的にSDGsの達成に向けて日々挑戦しているのです。

また、SDGsの目標を達成することが、サステナブルの実現への道だと言えるのです。

サステナブル企業ランキング

それでは、具体的にサステナブルへの取り組みが評価されている企業を見ていきましょう。

また、世界と日本のそれぞれをランキング形式でご紹介します。

ランキングはカナダの出版社Corporate Knightsが発表する世界のサステナブル企業ランキング「Global 100 Most Sustainable Corporations in the World (Global 100 Index)」を参照しています。

引用;Corporate Knights

https://www.corporateknights.com/rankings/global-100-rankings/2023-global-100-rankings/2023-global-100-most-sustainable-companies/

世界のサステナブル企業ランキング

No.1 シュニッツァー・スチール・インダストリーズ(アメリカ)

アメリカのリサイクル業者であり、金属くずなどを回収しリサイクルしたり、中古車や廃棄車を回収しリサイクルしたり中古販売などを行っています。

No.2 ヴェスタス・ウィンド・システムズ(デンマーク)

風力発電機の設計、製造、販売を行っている会社です。

自然の力により発電を行うことで、環境負荷の削減に貢献しています。

No.3 ブランブルズ(オーストラリア) 

サプライチェーンロジスティクス会社です。

再利用が可能なパレットとコンテナの提供に力を入れています。

日本のサステナブル企業ランキング

No.1 コニカミノルタ(世界50位)

電機メーカーの会社です。

提供しているサービスの一つに「いいじかん設計」という働き方支援ソリューションというサービスがあります。

「いいじかん設計」はニューノーマルな時代の働き方として、企業に合わせた効率的な働き方を提案しています。

No.2 エーザイ(世界53位)

エーザイは製薬会社です。

エーザイは日本国内だけでなく、発展途上国や新興国へ医薬品を提供することに力を入れています。

そこには、医療制度や所得に関わらず、必要とする人々の元へ届けたいという想いがあります。

No.3 リコー(世界80位)

事務機器、光学機器などを製造するメーカー会社です。

デジタルの力で人々の働き方をより良くし、地方や社会システムの発展や維持に取り組んでいます。

また、脱炭素社会の実現に向けて省エネ製品の開発などにも取り組んでいます。

まとめ

サステナブル企業の取り組みはいかがでしたでしょうか?

世界的なランキングの上位にはいまだ至らないものの、上記以外の日本の企業も積極的にサステナブルへの取り組みを進めています。

サステナブル企業とは、何か大きな環境活動を行うことではなく、社内体制や従業員の働く環境を整備することも指します。

今後もどのようなサステナブル企業が出てくるのか楽しみですね!

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