消費・生産

意外と知らないダンボール再利用方法!?リサイクルできるダンボール

ダンボールが皆さんの知らないところで環境問題に貢献していることはご存じでしょうか?

実はダンボールは再利用に最適であり、日本ではリサイクルの循環が整っているんです。

では、ダンボールはどのようにリサイクルが行われているのでしょうか?

日常でよく見かけるダンボールについて知れば、環境保護を感じる瞬間が増えると思います。

また、ダンボールをどのように処理すべきなのかを知ることで環境保護に貢献ができます。

リサイクルに最適なダンボール

皆さんが分別してゴミに出しているダンボールが実はリサイクルされているのはご存じですか?

日本はダンボールの回収率が95%を超えていると言われており、世界でもトップクラスの回収率を誇ります。

この高い回収率を可能にしているのが、地域ごとにルールがあるゴミの分別です。

利用済みのダンボールから、まずは原紙が製紙され、原紙から新たなダンボールが作られるのです。

リサイクルができないダンボールもある

リサイクルの循環が整っており、再生可能資源として活躍をしています。

しかし、全てのダンボールがリサイクルできるわけではありません。

中でも下記の状態であるダンボールはリサイクルができません。

・油などの汚れがついている

・洗剤や香水などの匂いがついている

・アイロンプリント加工がされている

・立体プリント加工がされている

・ワックス加工がされている

分別するときは、上記とリサイクルが可能なダンボールを一緒にしてはいけません。

リサイクルできないダンボールは捨てる前に再利用ができるか検討しましょう。

続いて、具体的な再利用の例をご紹介します。

リサイクルができないダンボールの再利用方法

リサイクルできないダンボールは資源ごみとして処理されるだけでなく再利用が可能です。

再利用にはさまざまなアイデアがありますが、今回は不要になったダンボールを再利用して作るダンボールコンポストをご紹介します。

ダンボールでコンポストを作る際の材料はこちら

・コンポスト本体となるダンボール

・中敷き用になるダンボール

・コンポスト基材

・新聞紙

・ガムテープ

・保管中のカバー(布、タオル、防虫ネットなど)

・通気性確保のための底上げ台(発泡スチロールなど)

材料がそろったら下記の手順で作成しましょう。

①上面以外をしっかりとガムテープで固定し、隙間を無くしましょう。

②中敷きを入れる前に底に新聞紙をしきます。

新聞紙が、余分な水分を吸収してくれる役割をします。

③中敷きを入れます。

④基材、水を入れてしっかりと混ぜます。

水分が基材の全体に行き渡ったら完成です。

上記の下準備ができれば、生ごみを入れて堆肥作りを始めましょう。

まとめ

ダンボールはリサイクルに最適な材料であり、リサイクルの循環もしっかりと整っています。

そのため、日本はダンボールの再利用率が95%であり、環境問題への貢献ができています。

しかし、全てがリサイクルされているわけではありません。

リサイクルされないダンボールはやはり焼却処理をされてしまい、環境問題の原因へとつながっています。

そのため、再利用ができないダンボールを利用し、コンポストを行うことで別の形で環境保護に貢献ができます。

不要なダンボールがある時は、このダンボールはリサイクルされるのかな?されないならダンボールコンポストをしてみようかな?と検討してみてください!

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ベジブロスとは?野菜の切れ端から料理に使える出汁が取れる?

食べられないと思って今までは捨てていた部分から、実は栄養素がたくさん摂取できることを知っていましたか?

生ゴミにしていたお野菜の切れ端を使って、、美味しく健康的な出汁を取って再利用するのが「ベジブロス」です。

普段はなんとなく捨てていた野菜のヘタ、皮や種から美味しい出汁をとり、他のさまざまな料理に活用ができます。

また、出汁をとる野菜によって味や色合いが変わるため、その時々の変化を楽しみながら節約ができるんです!

ぜひ、この記事を参考にして、野菜から取れる栄養価を最大限に摂取しながらエコな食生活を実現しましょう!

野菜の切れ端が出汁になる

ベジブロスとは野菜(ベジブロス)と出汁(ブロス)の略語であり、野菜から作る出汁のことを言います。

野菜と言っても、普段から食べている部分ではなく、ヘタや皮、種などの普段は生ごみとして捨ててしまう部分を使って作ります。

普段は捨てているところから作る出汁は美味しくなさそう。と思うかもしれませんがそんなことはありません。

実は、そのような部分にこそ栄養価がしっかりと詰まっており、深みのあるおいしさを引き出すことができます。

野菜のヘタや種、皮から作れるため食材のロスを減らし、第7の栄養素である「ファイトケミカル」や「ポリフェノール」などの健康的な成分を摂取でき、さまざまな料理に活用ができるのがベジブロスです。

今回はそんな素晴らしい万能出汁であるベジブロスの作り方、保存方法や効果などをご紹介していきます。

ベジブロスの作り方

それでは、実際にどのようにしてベジブロスを作ることができるのかを見ていきましょう。

①まずは材料選び

野菜の成分が溶け出て出汁ができるので、美味しいベジブロスを作るには材料の野菜選びがとても大切です。

ベジブロスには向いている野菜と向いていない野菜があります。

向いている野菜を意識的に入れることでより栄養価が高く美味しい出汁を作ることができます。

ベジブロスに向いている野菜;

香味野菜と言われる野菜

玉ねぎの皮やヘタ、セロリの葉、パセリの茎、人参の皮やヘタ、トマトのヘタ、ジャガイモの皮、とうもろこしの芯、きのこの石づき

ベジブロスに向いていない野菜;

苦味のある野菜、アクがでる野菜

キャベツの芯、ブロッコリーの芯、カリフラワーの芯、白菜の芯、カブのヘタ、パクチーの茎、菜の花の茎、ゴーヤの切れ端、春菊の芯、きゅうりの皮や切れ端

また、紫色のピーマン、紫玉ねぎやビーツなどは出汁の変色の原因となるので控えましょう。

②煮出して出汁を取る

材料の準備ができたら、次は調理工程です。調理はとても簡単です。

下記の材料を煮出すのみです。

下記の材料を入れ、強火で沸騰するまで火を入れます。

  • 野菜 350g程度
  • 料理酒 小さじ1
  • 水 1000ml程度

沸騰したら弱火にし20〜30分ほど煮出します。

煮出した後は濾せば完成です。

③正しく保存をして活用

冷蔵保存であれば、3日程度が保存期間の目安ですが、

なるべく早く使用することをおすすめします。

一方で冷凍保存をすることで、1〜2週間ほど保存が可能です。

また、煮出した野菜を一緒に冷凍することで、ファイトケミカルをさらに引き出すことができます。

利用するときは、解凍後すぐに利用しましょう。また、熱湯などに通して解凍するのではなく常温解凍がおすすめです。

ベジブロスの知られざる効果とは?

実はベジブロスの効果は節約のみではありません。

ベジブロスならではの栄養素を摂取できます。

そんな栄養素が、「ファイトケミカル」です。

ファイトケミカルとは、第7の栄養素と言われており、免疫力アップや抗酸化作用、抗癌作用などの効果があります。

ファイトケミカルはベジブロスの原料となる皮や種などの部分に多く含まれています。

細胞にしっかりと覆われているファイトケミカルは日常的な食事ではなかなか体内へ吸収されません。

また、ベジブロスを作るときにしっかりと野菜を煮出すことにより、ファイトケミカルが更に体内へ吸収しやすい状態になります。

そして、ファイトケミカルだけでなくポリフェノールなどの栄養素も摂取できるのがベジフロスのもう一つの特徴です。ポリフェノールには美肌効果があり、皮膚の新陳代謝を向上しシミやシワなどの肌問題の改善にもつながります。

まとめ

ベジブロスは食材のムダを減らし、さらにファイトケミカルやポリフェノールの摂取を手助けするエコで健康的な野菜出汁です。

また、栄養価が高いだけでなくさまざまな料理に活用できます。

だし巻き玉子、炊き込みご飯や肉じゃがなどの和食にはもちろん、パスタやカレーライス、キムチ鍋などさまざまな料理と相性が抜群です。

野菜の皮や茎など、今までは気にせずに捨ててしまっていた部分があれば一度、「これはベジブロスに使えるかな?」と考えてみませんか?

ベジブロスを始めて、食材のロス削減と健康的な食生活を同時に手に入れましょう!

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衣服のSDGsの取り組みとは?行う企業は?個人でできることはリサイクル!?

SDGsという言葉が一般的となり、多くの取り組みを目にするようになりました。

なかでも、衣服が抱える問題は多く、SDGsの取り組みがもっと必要だと言われています。

今回は衣服のSDGsの取り組みとは?行う企業について、さらに個人でできるSDGsの取り組みをご紹介しましょう。

衣服が抱える問題とは?

まず最初は、衣服が抱える問題をご紹介します。

それは、着なくなった衣服のごみ問題です。

世界的にファストファッションが大流行したことにより、値段の安さからその時々のトレンドをいち早く取り入れ、すぐに乗り換えることができるようになりました。

多くの人から人気を得た一方で、その裏には大量生産が故の大量廃棄が出てしまいました。

廃棄された衣服の多くは燃やされ、CO2が排出されています。

CO2が増えることで気候変動に繋がり、それがまた生物絶滅の危機に繋がるのです。

CO2の排出はごみ燃焼時だけではありません。

衣服を作る過程のなかでも排出されており、そもそも大量生産が大きな間違いであることがわかります。

衣服のSDGsの取り組みとは?

最近では以上のような大量生産・大量消費について問題視されるようになり、衣服を取り扱うアパレル企業ではSDGsの取り組みがマストとなりました。

では、アパレル企業では一体どんなSDGsの取り組みが行われているのでしょうか?

SDGs17の目標のなかで、衣服の問題で関連性の高い目標は「つくる責任つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「人や国の不平等をなくそう」です。

それらを踏まえてご紹介していきます!

1つ目は「つくる責任つかう責任」に関連した3Rの取り組みです。

3Rとは、Reduce(削減)Reuse(再利用)Recycling(再資源化)のこと。

アパレル業界で言う3Rは、衣服を作りすぎないこと(削減)、在庫となった衣服を別のお店で古着として販売すること(再利用)、使い終わった衣服を回収して別の衣服に作りかえること(再資源化)などがあげられます。

2つ目は「気候変動に具体的な対策を」に関連した地球に優しい素材を開発する取り組みです。

衣服の素材となる綿は天然素材なため、良いものと思われがちですが、ものによっては多くの農薬や化学物質を使用して作られている場合があります。

それら農薬や化学物質の散布が環境汚染に繋がることは言うまでもありません。

そのため、アパレル業界では農薬不使用なオーガニックコットンが採用されることが増えています。

また、作る工程で水を使わずに無地染めする無水染色素材など、使う資源を最小限に抑えた素材なども開発されています。

最後は「人や国の不平等をなくそう」に関連した労働者の人権を守る取り組みです。

衣服の問題と聞けば、環境問題をイメージしますが、それだけではありません。

安い衣服を提供するために、これまでは衣服を作る労働者の賃金や労働環境もかなり犠牲となっていました。

近年では、その部分を改善させるために労働者の基本的人権が守られることが重視されています。

それもまたSDGsの大切な目標の1つです。

SDGsに取り組むアパレル企業は?

さて、お次はSDGsに取り組むアパレル企業をご紹介していきます。

ユニクロ

世界中に多くの店舗を持つユニクロは、消費者から使用が終わった衣服を回収し、服から服へのリサイクルや、服から素材へのリサイクル、また、支援物資として海外へ送るなどの取り組みを行っています。

まさに先ほどご紹介した3Rの取り組みですね。

無印良品

服だけでなく家具やインテリア、雑貨など幅広く取り扱う無印良品は、製造工程でできたハギレなどを使って別のアイテムを作り出す「POOL」プロジェクトを立ち上げています。

例えば、ボックスシーツのハギレを使ったルームシューズなどです。

GUCCI

ハイブランドで知られるGUCCIは、革製品のカットを工夫し廃棄物削減、海洋ごみを回収し再生ナイロンへリサイクルするなどの取り組みを行っています。

GUCCIの親会社であるケリングは、「世界で最も持続可能な企業100社」の衣類品・小売部門で2021年2022年の2年連続で、「世界一サステナブルな企業」に選ばれている実績もあります。

Burberry

こちらもハイブランドであるBurberryは、2040年までに「クライメート・ポジティブ(気候ポジティブ)なブランド」を目指すと公言し、温室効果ガス46%削減の目標を示しています。

さらに、自社だけでなく、他社においての温室効果ガス削減も支援することを発表しています。

やはり世界的なアパレル企業は、SDGs貢献のために多くの行動を起こしているんですね!

個人でできることはリサイクル?

さて、最後に衣服のSDGsの取り組みとして、個人でできることをご紹介したいと思います。

まず1つ目は、買いすぎないことです。

よくあるのが似たようなデザインの衣服を何着も持っていた、というパターンです。

全て着るのであれば問題ありませんが、結局流行が終わってそのまま着ずに捨ててしまう場合も少なくないはず。

クローゼットを見返して、必要な衣服だけを買うようにしましょう。

そして2つ目は、着なくなった衣服はリサイクルすることです。

リサイクルしてくれるお店の回収ボックスに入れたり、リサイクルショップに引き取ってもらったり、ごみとならないように配慮しましょう。

自分が着ていた衣服が別の衣服に、または別の場所で役に立っていたら、気持ちもすっきりしますもんね!

これからの時代、SDGs=企業の取り組みではなく、私たち個人であってもSDGsを意識する必要があります。

将来の子どもたちのために、持続可能な地球を作っていきましょう!

まとめ

今回は衣服のSDGsの取り組みとは?行う企業について、さらに個人でできるSDGsの取り組みをご紹介しました。

衣服が抱える問題は、ごみや環境汚染など、多くの人が取り組まないと改善しない難しい問題でした。

しかし、多くの企業が、3Rや地球に優しい素材を開発、労働者の人権を守るなどの取り組みを行っていることがわかり、少し安心しましたね。

ただ、SDGsは企業にだけ任せる目標ではありません。

私たち個人でも、できることから始めて、少しずつでもSDGsに貢献していきましょう!

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ランドセルの再利用はどんな方法がある?リメイクや寄付、フリマでも販売できる?

6年間使った大切なランドセル…

まだまだ使えそうだけど、使い道はないし、場所も取るし、捨てるしかない?

そうお困りの方、必見!!

今回はランドセル再利用はどんな方法があるの?リメイクや寄付、フリマでの販売についてご紹介していきます。

少しでもごみを減らすことができるので、環境問題にも貢献できますよ!

ランドセルの再利用方法1 リメイク

まず1つ目のランドセル再利用方法は、リメイクすることです。

ランドセルを別の形に作り変えるということですね!

当初はリメイクできるアイテムも数点でしたが、最近ではいろんなアイテムにリメイクが可能になりました。

ここからはリメイクできるアイテムと、おすすめのリメイクショップをご紹介しましょう。

リメイクできるもの① ミニランドセル

1つ目は、ランドセルリメイクの代表格、ミニランドセルです。

サイズはショップによって様々で、元のランドセルの4分の1サイズや、手のひらサイズのミニミニランドセルなどがあります。

ランドセルの刺繍部分や、ついてしまった傷をあえて残して、思い出そのままのミニランドセルにリメイクできることが特徴です!

ランドセルリメイクを行っているショップでは、大抵取扱いのある定番アイテムでもあります。

数多くのショップのなかでもおすすめなのが、20年の実績があるミニランドセル作りの専門店「ミニクラフト」です!

熟練職人が手作業で刺繍や傷など、ランドセルの個性を選んで作ってくれるため、思い出をしっかり残したい人にはぴったりですよ〜

【おすすめショップ】
ミニクラフト(http://minicraft.la.coocan.jp/index2.htm

リメイクできるもの② 財布

2つ目は、引き続き毎日使いたい人におすすめの財布です。

革の特徴を生かしてリメイクできる財布は、ランドセルを使ったお子さんが引き続き使っても良いですし、お父さんやお母さんなど大人が使うことも可能です!

ショップによって、長財布から小銭入れまで幅広く対応してもらえます。

特におすすめのショップは、メモリアルランドセル(メモラン)を取り扱う「Canar’s Japan」です。

財布以外にも数多くのランドセルリメイクアイテムを扱う「Canar’s Japan」ですが、デザインが豊富なのが特徴!

財布1つでも数種類のデザインから選べるため、お子さんとワクワクしながら選ぶことができそうですよ。

【おすすめショップ】
Canar’s Japan(https://canars.jp/memoran/

リメイクできるもの③ カバン

3つ目は、お出かけ用に使えるカバンです。

6年間、学校まで教科書や筆箱を運んでくれたランドセルに、次はお出かけの時に付き添ってもらうことができます!

形を変えても、また荷物を運んでもらえるなんて…素敵なリメイクアイテムですよね。

おすすめのリメイクショップは、ランドセルリメイク工房の「SNAKER」です。

ランドセルをカバンにリメイクと聞くと、子どもっぽいデザインが出来上がるのでは?と思えますが、「SNAKER」のデザインはとてもシンプルかつスタイリッシュ!

大人が使っても遜色のないデザインで、トートバックからショルダーバック、クラッチバックまで作ってもらえます。

思わず「ママも欲しい」の言葉が出てしまいそう…

【おすすめショップ】
SNAKER(https://www.snaker2013.com/

リメイクできるもの④ iPhoneケース

4つ目は、スマホデビューのおともにできるiPhoneケースです。

ランドセルリメイクでは珍しいアイテムであるiPhoneケースは、スマホデビューと共にプレゼントしたいアイテムですよね。

手帳タイプのiPhoneケースなので、画面を守ることもできます!

ランドセルリメイクでiPhoneケースが作れるショップは、ランドセルリメイクの「rural」です。

「rural」はiPhoneケースだけでなく、印鑑ケース、パスケース、メガネケースなど実用的なアイテムを幅広く取り扱っています!

中学生になって、スマホを持ったり電車通学になったり通帳を管理するようになったり、成長と共に使えるアイテムなのが有難いですよね。

【おすすめショップ】
rura(https://rural2016.com/menu/

リメイクできるもの⑤ 複数アイテムのセット

5つ目は、せっかくならたくさん再利用したい方におすすめな複数アイテムのセットです。

ランドセルって結構大きいですから、できるだけ余す所なく再利用したい、そう思う人も多いでしょう。

そんな方にぴったりなのが、複数アイテムのセットをリメイクすることです。

例えば、「天使のはね」でお馴染みの「セイバン」では、ラウンド型長財布と折財布、ミニミニランドセルのセットでリメイクが可能です。

また、「背中にぴったり」で知られる「フィットちゃん」では、ペンケースやパスケース、コインケース、フォトフレーム、キーホルダーなど複数のアイテムが選べるセットの取扱いがあります。

これまでご紹介したおすすめショップでも、セット販売の取扱いがあるところが多かったのでぜひチェックしてみてください!

【おすすめショップ】
セイバン(https://store.seiban.co.jp/shop/g/gremake21R/
フィットちゃん(https://www.fit-chan.com/remake/

なお、ランドセルリメイクはランドセルの劣化(ひび割れ)や素材によって、取扱いができない場合もあるようです。

リメイクする際は、ショップに問い合わせた上でランドセルの状態をチェックすることが大切です!

ランドセルの再利用方法2 寄付する

さて、お次のランドセル再利用方法は、寄付です。

リメイクの必要がなければ、捨ててしまいがちなランドセルですが、綺麗なままの場合、もったいないと感じてしまいますよね。

そんな時は、寄付をして別の子ども達に使ってもらいましょう!

寄付に回ったランドセルは日本だけでなく、海外の子ども達に届く場合もあります。

使っていた子どもにとっても、自分のランドセルが他の人の役に立つと考えると、明るい気持ちになれるはずです!

寄付する際の送料は自分負担になる場合が多いため、どの団体に寄付するのかをよくチェックすることがポイントです。

良いことをした気持ちで新しいスタートをきれるのは魅力的ですね。

ランドセルの再利用方法3 フリマで販売する

そして、3つ目のランドセル再利用方法は、フリマで販売することです。

ランドセルは高額ですから、中古で購入する方も少なくはありません。

しかし、傷だらけのランドセルだと一体誰が買うのだろう?と思えてしまいますよね。

じつは、ランドセルを購入する人は新1年生だけとは限らないのです!

高学年の小学生がランドセルを壊してしまった場合、新品を買うのは勿体無い…そんな人はフリマで安いランドセルを探していることも多いです!

傷だらけのランドセルでも、安く出品すると意外と早く売れるかもしれないので、お金をかけずに処分したい人は、フリマで販売することも検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回はランドセルの再利用はどんな方法があるの?リメイクや寄付、フリマでの販売についてご紹介しました。

ランドセルは6年間という長い期間を使っても、壊れにくい丈夫なカバンです!

だからこそ、簡単に捨ててしまわずに、自分にあった再利用方法を見つけてほしいと思います。

少しでもごみを減らして、地球に優しいエコな活動を子どもに教える良いきっかけにもなりそうですね!

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堆肥の簡単な作り方をご紹介!ガーデニング・家庭菜園にも使える!

近年、SDGsの活動で「堆肥」や「コンポスト」という言葉を多く耳にするようになりました。

何となく知っているけど、意味や作り方は知らない…そんな人もまだ多いはず!

今回は、堆肥やコンポストとは何なのか、SDGsとしての大きなメリット、簡単な堆肥の作り方をご紹介していきます。

堆肥・コンポストとは?

まずはじめに、「堆肥」「コンポスト」とは何なのか、ご紹介しましょう。

堆肥とは、草や葉っぱ、動物の糞尿、生ごみなどの有機物を微生物の働きによって分解させた土のようなもののことを言います。

堆肥は大きく2種類に分けることができ、1つは植物からできた「植物質堆肥」、2つ目は動物の糞からできた「動物質堆肥」です。

堆肥と聞くと、植物を作るときに使用する肥料を連想させますが、じつは堆肥と肥料は少し違った特徴を持っています。

肥料は植物を育てるための栄養分であり、窒素、リン酸、カリウムが三大要素となっています。

堆肥は、肥料としての働きを担いつつ、土壌改良という働きも持っているのです!

土壌改良により、土が柔らかくなり、害虫の発生を抑えることができるため、植物が健康的に育ち、収穫する量も増えると考えられています。

堆肥は肥料と比較しても、一石二鳥な特徴がありますね!

そして、堆肥とよく一緒に登場するコンポスト…これは堆肥の英語訳にあたります。

しかし、日本では堆肥を作る容器のことを「コンポスト」と呼ぶことが多いようです。

最近では、簡単に堆肥が作れるコンポストも販売されており、SDGsやエコ活動の中で、注目を集めています。

コンポストを使って自宅でSDGs!メリットはたくさん!

では一体どうして、堆肥やコンポストがSDGsやエコなのでしょうか?

それは、堆肥やコンポストが家庭から出る生ごみを削減してくれるからです。

家庭から出る生ごみは、家庭ごみ全体の中でも3割の量にあたり、それらのほとんどが燃えるごみとして処理されています。

ごみを燃やすことは二酸化炭素の発生を伴い、地球温暖化にとって悪影響です。

しかし、もし家庭でコンポストを使って堆肥を作っている場合、生ごみが出た時にコンポストに入れると、自然に分解され、数週間で生ごみの原形が消え、生ごみの量を減らすことができるのです!

つまり、今までごみとして出していた生ごみは削減することができ、SDGsに貢献できます。

さらに、堆肥やコンポストのメリットはまだあります。

それは前述した通り、堆肥の肥料としての働きと土壌改良としての働きを活用し、野菜や果物などの植物を育てられることです!

自分で食べた野菜や果物の皮から、また美味しい野菜や果物ができるなんて、SDGsの考えにぴったりですね。

しかし、都会などではなかなか自分で野菜や果物をたくさん作ることが難しいでしょう。

その場合、自治体によって家庭で作った堆肥を回収し、農園や花壇などで活用してくれる取り組みも行われています。

地球のためにも、地域のためにも、堆肥作りにはメリットが多いことがわかりますね!

生ごみ活用で自家製堆肥の作り方

では最後に、メリットたっぷりの堆肥を自宅で作る、作り方についてご紹介していきます。

【準備するもの】
・堆肥を作る容器(バケツやゴミ箱、プランターなど)
・腐葉土(普通の土でも可)
・米ぬか(市販の発酵促進剤でも可)
・生ごみや雑草、落ち葉など

① 容器に生ごみや雑草、落ち葉などを入れる
  (水気が多いと臭いの原因になるため、生ごみはしっかり水気をきる)
② その上に、腐葉土と米ぬかを混ぜたものを入れる
③ ①と②を繰り返し、ミルフィーユ状にしていく
④ 容器いっぱいになったら新聞紙やいらない布などで蓋をして、1ヶ月間放置すると完成

できあがった堆肥は土に混ぜて使用することができます。

その際に、肥料も混ぜてしまうと土に栄養が多くなりすぎて、かえってよくないため、注意しましょう。

白いカビが発生する場合がありますが、それは発酵に必要なカビなので安心してください。

青カビの場合は水分量の多さを示しているため、腐葉土を入れるなど調整が必要です。

堆肥を作る容器は、雨がかからず風通しの良い場所に置いてください。

時間や手間はかかりますが、出来上がった堆肥は次の植物のために大活用できます!

自分で作った植物は愛着がわくものですが、堆肥まで自家製となるとさらに想いのこもった植物になりそうですね!

まとめ

今回は、堆肥やコンポストとは何なのか、SDGsとしての大きなメリット、簡単な堆肥の作り方をご紹介しました。

堆肥は、草や葉っぱなどの有機物を微生物の働きによって分解させたものです。

メリットは、生ごみを削減してくれること、肥料と土壌改良の働きで植物に栄養を与えてくれることがあります。

SDGsにとって、堆肥はとってもメリットが大きいとわかりました!

さらに、作り方も簡単!興味がある方は一度挑戦してみてください!

ガーデニングや家庭菜園に利用したり、回収してもらって地域のために活用したり…そして、それが地球のためにもなってくれる堆肥ってすごい存在だと思います!

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おしゃれさん必見!サーキュラーファッションでトレンド先取り!

ファッション業界では、毎年大量の廃棄物が出ており、大きな問題になっています。

SDGsの考えが広がり、今では多くのアパレル企業が「サーキュラーファッション」と呼ばれるエコなシステムを導入しています。

今まさにトレンドなサーキュラーファッションですが、まだまだ一般的には浸透しておらず、知らない人も少なくないはず。

今回はおしゃれさん必見のサーキュラーファッションについてご紹介したいと思います!

地球のためにも、トレンドを取り入れるためにも、ぜひ挑戦してみてください!

サーキュラーファッションとは?

まずは、サーキュラーファッションについて簡単にご紹介しましょう。

サーキュラーファッションとは、サーキュラーエコノミーの考え方を反映したファッションをいいます。

サーキュラーエコノミーとは、従来の原料→生産→使用→廃棄の一方通行な経済とは違い、使用する前からリサイクルできない素材を使わないように配慮し、使用後には全てを再利用、廃棄物を出さない生産を前提としたシステムのことです。

循環型経済とも呼ばれ、廃棄物が多いと問題視されてきたファッション業界にも取り入れられています。

サーキュラーファッションの特徴として、材料を必要最低限にすること、耐久性の弱い・リサイクルできない素材は使わないこと、使用後は全てを再利用すること、などがあげられます。

今、日本全体では年間50万トンを超える衣服が廃棄されています(2020年データ)。

世界規模では、さらに多くの衣服が捨てられていると考えると、早急にサーキュラーファッションを生活に取り入れる必要があるとわかりますね。

企業のサーキュラーファッションの取り組みは?

では、サーキュラーファッションはどのようなところで取り入れられているのでしょうか?

ここからは、企業のサーキュラーファッションの取り組みをご紹介します。

1つ目は、ファストファッションで有名なH&Mです。

H&Mは、サーキュラーファッションの言葉を積極的に発信している企業の1つで、「Looop」という世界初のリサイクルシステムを誕生させました。

Looopは回収した古い衣服を分解し、繊維を生み出し、新しい衣服に作り変える、まさに循環型!!

使わなくなった衣服は廃棄するしかないという概念を覆しました。

2つ目は、メンズ、レディースともに高い人気を持つBEAMSです。

BEAMSは倉庫に眠った自社商品を1つ1つ手仕事でリメイク、個性的な1点ものを生み出し再販する「BEAMS COUTURE」というブランドを立ち上げました。

これは「アップサイクル」(廃棄予定のものに手を加えて、新たな価値を生み出すシステム)を導入して行われた、サーキュラーファッションです!

3つ目は、日本の伝統的な技術を使ってサーキュラーファッションを実現する、愛知県にある繊維のリサイクル会社です。

ウールセーターから再び繊維を作る「反毛」という技術を使って、素材を再利用しています。

大きな企業ではありませんが、環境に配慮したその技術が注目され、アメリカのアウトドアブランドから採用されているそうです。

日本の技術が、エコ視点で世界から認められる素晴らしい一例ですね!

今日から始めるサーキュラーファッション

企業の取り組みはどれもすごい技術で成り立っているのがわかりました。

しかし、私たち個人には難しい技術を取り入れたサーキュラーファッションはできません。。

ではどうしたらいいのでしょうか?

ここからは、個人が今日から始められるサーキュラーファッションをご紹介していきたいと思います!!

1つ目は、「使っていない衣服を再利用する」ことです。

クローゼットの奥にしまって全く使っていない衣服はありませんか?

新しい季節がくると、新しい服を買いたくなりますが、そこをグッと我慢して、使っていない衣服を引っ張り出してみましょう。

意外とまた着たいと感じる服が見つかるかもしれませんし、着なくなった服を繋ぎ合わせたり、リボンをつけたり、リメイクするだけで印象がガラッと変わります!

衣服のリメイクは専門の本が登場するほど、トレンドです。

本などを参考に、作り変えることで愛着が湧いて、さらにお気に入りになりそうですね。

また、自分が使わなくなっても、他の使ってくれる人に譲ったり、フリマアプリで販売したりしても良いかもしれません。

ゴミにならないような工夫を行いましょう!

2つ目は、「古着や再利用衣服を購入する」ことです。

前述したH&MやBEAMSなどの地球に配慮された衣服、またはヴィンテージもののアクセサリーなどは新しく作られたものではなく、再利用された地球環境に優しい商品です。

そんなファッションアイテムを使うことは、SDGsに貢献することにも繋がります!

どんどんサーキュラーファッションを取り入れて、地球に優しいおしゃれさんになりましょう!!

まとめ

今回はおしゃれさん必見のサーキュラーファッションについてご紹介しました。 

サーキュラーファッションとは、廃棄物を出さないサーキュラーエコノミーの考え方を反映したファッションのことを言います。

以前からファッション業界の大量廃棄は問題になっており、アパレル企業も多くの取り組みを行っています。

今では、サーキュラーファッションなどの地球環境に配慮された取り組みが、ファッション業界のトレンドであり、今後それが一般的になっていくこと間違いなしです。

私たち消費者も、企業だけに任せずに、セルフリメイクなどの工夫で廃棄物を増やさないよう、気をつけないといけませんね。

地球環境に配慮しながらファッションを楽しんでいきましょう!!

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